1939年から続く県内最古の駅伝大会「第81回高南一周駅伝競走大会」が、1月14日(月・祝)に開催される。前回までの総合体育館周辺から会場を移し、今回から柳島スポーツ公園周辺を周回する新コースとなる。
「高南」とは開催地の、高座郡(現在の相模原・大和・海老名・綾瀬・藤沢・寒川・茅ヶ崎)の南を略したもの。高南駅伝から箱根駅伝などに出場する選手も輩出している。前回80回大会には、茅ヶ崎ゆかりの箱根駅伝出場選手によるチームが大会を盛り上げた。
99チームがエントリーした今大会は、男女別地区対抗の1部、男女別実業団や高校などの2部、小学3年生以上の地区対抗小学生の部で5区間を競う。男子は1区が4・173Kmで2〜5区は3・273Km。女子と小学生は1区が3・69Kmで2〜5区は2・79Km。
スタート時間は、男子1・2部が午前8時15分、女子1・2部と地区対抗小学生の部が9時45分。開催時間中は、周辺道路の混雑が予想される。問い合わせは市スポーツ推進課【電話】0467・82・7136へ。
レース展望男女「松林」V9なるか
今大会は、男子・女子1部でともに9連覇がかかる「松林」と他チームの優勝争いと、区間距離も異なる新コースへの対応が焦点になりそうだ。
39チーム出場の「男子1部」は、「松林」が全国大会に出場経験のある大学生・高校生で固め、前回2位の「鶴嶺」は中学生から社会人まで幅広い世代の有望選手で挑む。「浜須賀」「西浜」「梅田」も上位をうかがう。特に、新コースとなり他区間に比べて900m長くなった1区は、各チームのエース級が激突。誰が区間賞を獲得するかにも注目が集まる。
「男子2部」は、前回1・2位の「鶴嶺高校」と「茅ヶ崎市役所」の勝負が見もの。「東海カーボン」「茅ヶ崎警察署」の常連に加え、今回新たに出場する3チームの走りにも期待したい。
21チームがエントリーした「女子1部」は「松林」が頭一つ抜けている。次いで「香川」「鶴嶺」、そして「梅田」「松浪」が追う展開か。「女子2部」は「茅ヶ崎市役所」1チームのみの出場にとどまり、来年以降、高校チームの奮起に期待。
「地区対抗小学生の部」は前回1位の「西浜A」を筆頭に、「西浜B」「梅田」「浜須賀」「鶴嶺」の上位争いが楽しみ。
小・中・高・大学の有望選手が揃い、目が離せない大会となりそうだ。
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