2019年プロ野球ペナントレースが本日3月29日(金)、セ・パ同時に開幕する。市内萩園出身の横浜DeNAベイスターズ・倉本寿彦選手(28)は「リーグ優勝」という最大の目標に向け、プロ5年目のシーズンに突入する。
「打率3割、二桁本塁打」を今季の目標に掲げ、2月の沖縄・宜野湾キャンプから定位置ショートのポジション奪取へ向け、レギュラー争いを繰り広げてきた倉本選手。オープン戦が終わった時点で、打率0割3分台と奮わなかった。結果だけ見るとシーズン開幕前に不安を残す内容だが、「ここまでやろうとしていることができているし、この段階で数字は気にしていない」と決して下を向くことなく、全力プレーする姿勢を貫いている。
3月21日に横浜スタジアムで行われた北海道日本ハム戦には、7番ショートでスタメン出場。この試合もヒットこそ出なかったが、ピンチの場面で二度、味方を助ける軽快な守備を見せるなど随所でらしさを発揮した。
昨年は出場85試合に留まった。悔しさをバネに「今までは開幕までに100%じゃないといけないと思っていたが、シーズンを通して戦うためにどうしたらよいか」という思考へと変わり、4位に沈んだチームと共に今シーズンの巻き返しへギアを上げる。
倉本選手は開幕を前に「長いシーズンを通して、苦しい時が必ず来る。その時にどう対応していけるかが大事」とすべてを前向きに捉え、「元気良く一丸となって、勝利に向かう姿勢こそが横浜らしさ。見ていて楽しくなるような試合がしたい。茅ヶ崎の皆さんにも球場にたくさん足を運んでほしい」と語った。98年以来のセリーグ制覇には横浜ブルーに染まったスタジアムで、背番号5が躍動する姿と大声援が不可欠となる。
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