旧浜見平保育園のシンボルツリーだったマテバシイ(ドングリ)の木を、別の形にして後世に引き継ぐ「マテバシイプロジェクト」が6月20日、約4年かけて完遂した。
このプロジェクトは、旧園に植えられていたマテバシイを、さまざまな形に作り変えて残すことを目的に活動してきた。これまでに箸や卒園オブジェを制作した。
当日は、積み木ブロック2ケースが浜見平保育園の4・5歳児クラス63人に手渡された。積み木は8cm×4cmほど。今年3月にまちづくりスポット茅ヶ崎で開かれたワークショップで、市民や市内介護施設の協力を得てクルミ油でコーティングされている。
同園の多川暢子園長(57)は、「積み木は子どもの指の運動に役立つ。思い入れのある木だからこそ、大切にしたい」と感謝の言葉を口にした。
プロジェクトの中心を担った木村恭子さん(44)=人物風土記で紹介=は、「私の子どもはマテバシイの木の下でいっぱい遊んでいた。新しい園でも、積み木としていっぱい遊んでください」と思いを語った。
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