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来月のお彼岸は令和元年の初彼岸 今年の秋分は23日です
記者―お盆が終わると来月はお彼岸ですね。今回はお彼岸の由来について無料式場メモリアルホール「美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表に聞いてみました。
代表―今年の秋のお彼岸は令和元年の初のお彼岸ですね。以前にお彼岸の説明に「地球儀」を使いましたね。ご存知の通り地球儀は必ず傾いていますが、これが黄道(太陽の通り道・地球儀を置いた状態の机と水平の平面)に対して23・4度傾いている地軸になります。そして上下の軸受けが北極点と南極点になります。さて部屋を暗くしてライトを地球儀の横にあてて地球儀を回すと昼と夜が分かります。
しかしながら太陽の周りを365日強かけて一周しています。逆にライトを持って地球儀の周りをまわると地球儀を支えているアングル側(北極点の近く)では地球儀をいくら回しても北極点付近は光が当たったままになります。これが白夜になり、観察できるのが4月下旬〜8月中旬になります。逆にアングルの反対側では南極点に光が当たったままになります、こちらの白夜は10月下旬〜2月中旬になります。つまり3月と9月が抜けているのです。
地球儀のアングルの真横からライトを当てるといくら回しても赤道の延長線上(天の赤道)になるときが、昼と夜の時間が同じ(実際は昼が少し長い)になるのです。その日が春分、反対側が秋分になります。
さて、来月の秋のお彼岸は9月20日(金)が彼岸入り、23日(月)が中日(秋分の日で祝日)、26日(木)が彼岸明けになります。中日(秋分)には真東から太陽が昇り、真西に太陽が沈みます。
仏経では悟りの世界が彼岸で、煩悩に満ちた私たちの世界を此岸(しがん)と言います。そして彼岸は西に、此岸は東にあるとされ、この日が彼岸と此岸が最も通じやすくなるため先祖供養をしようと考えたそうです。1年でたった2回だけ地球の天の赤道上に太陽が動く日だなんてお彼岸はなんだか神秘的な行事に思えませんか。
記者―お彼岸が神秘的に思えてきました。さて、式場を無料開放している「美空」では随時「葬儀事前相談」を受け付けている。相談に来ていた方の話だと、なんと「節約のアドバイスを受けられてびっくり」との事。葬儀の心配がある方は相談してみるといいだろう。
■(株)平和堂典礼【フリーダイヤル】0120・59・6999
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