小出小学校(三瓶信哉校長)の3年生56人が9月19日、校内の畑に実った200個以上のひょうたんを収穫した。
これは湘南ひょうたん会(久保利夫会長)の指導のもと、児童らが植え付けから収穫、アート作品に取り組む課外授業の一環で、今年で16回目を迎えた。
この日収穫したのは、5月に児童たちによって植えられたもの。頭上1m以上の高さの「ひょうたん棚」に吊り下がる実を、脚立に登って収穫した。
初めて触るひょうたんに児童らは、「固くて切りにくい」「思ったよりも小さいな」と口々に感想を漏らした。根本梨央さんは「作品を作って家に飾るのが楽しみ。何を作ろうかな」と楽しげに想像を巡らせた。
収穫されたひょうたんは児童らによって水に浸され、加工しやすいよう中身を腐らせる工程を経て、11月に水抜きされる。来年1月にアクセサリーや人形作りに使用され、6月には花菜ガーデン(平塚)で開催される同会の展覧会で披露される予定。
久保会長は「勉強も大事だが、元気に遊ぶことも大事。この経験を通して自然にもっと親しみをもってもらえれば」と笑顔を見せた。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|