鶴が台在住の戸上白逕(はくけい)さん(81/本名・戸上久美子)が会長を務める「逕友書道会」。その30周年を記念する「逕友書道展」が2月13日(木)から16日(日)まで茅ヶ崎市民文化会館1階展示室で開かれる。同会の名前を冠する書道展は最後となる。
逕友書道会は、小学1年生から70代まで約30人が所属。当日は戸上さんの作品10点ほどのほか、教え子たちの力作約130点が並ぶ。
仮名、篆書、楷書、調和体などの書体が会場を彩り、大きなものだと2m50cmを超える作品も。見どころは戸上さんがさまざまな書体を1つのパネルにコラージュした『白逕の世界』。戸上さんは「仕上げは表具屋さんにお願いしたから、自分も完成が楽しみ」とほほえんだ。
後進の教育へ
書の道に約40年。生徒たちからも慕われ、『白逕』から一字取って自分の雅号とする人もいるほど。現在は県書道展の審査員などを務めながら、市内で教室を構える。
今回、同会最後の書道展としたのも後進の教育に力を注ぐため。戸上さんは「日本古来の文字文化を体験して、”筆っていいな”と思ってもらえたら」と期待を込めた。
同展は午前10時から午後6時(初日は1時から・最終日は4時)まで。(問)戸上さん【電話】0467・51・6489
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