第4回湘南遺産プロジェクトの投票結果が6月28日に発表され、茅ヶ崎市から「圓蔵祭囃子」が新たに選定された。
同企画は、湘南地域において未来に継承したい「モノ」や「コト」を湘南遺産として育てていくことを目的とし、NPO法人湘南遺産プロジェクト(西村智之代表理事)が主催、今年で4回目。
今回は、圓蔵祭囃子のほか、寒川町の「神奈川県水道記念館」、横浜市の「俣野別邸庭園」の3件がエントリーされた。投票は5月1日から6月19日まで実施され、選定発表は新型コロナ感染拡大防止のためWEB発表となった。
投票総数は9256票で、圓蔵祭囃子は最多の3171票を獲得した。同遺産は今回の3件を加え28件となり、茅ヶ崎市内からは「烏帽子岩」「南湖院」「茅ヶ崎館」「浜降祭」「地形搗」が登録されており、計6件となった。
「圓蔵祭囃子」は鎌倉時代、市内に館を構えていた大庭景能が笛や太鼓で征夷大将軍の源頼朝をもてなした故事に由来する。1975年に茅ヶ崎市重要無形文化財の第1号に指定されている。同囃子にはヒョットコやオカメの面を被った「馬鹿踊り」などがある。
同委員会では、湘南遺産に認定された全28件を紹介する冊子を制作。冊子は無料。希望者は西村さん【携帯電話】090・8894・3354か【メール】info@shonanisan.netへ。
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