新型コロナウイルス感染症が再び広がりつつある。茅ヶ崎市内では5月中旬から1カ月半ほど感染が確認されていなかったが、7月に入って立て続けに11人の感染が明らかになり、休校となる小学校も出た。神奈川県は拡大防止策として7月17日に「神奈川警戒アラート」を発動し、注意を呼び掛けている。 (7月20日起稿)
神奈川県は17日、県内の直近7日間における新規陽性患者数が1日平均33人を上回ったことを受け、県独自の「神奈川警戒アラート」を黒岩祐治知事が初めて発動した。
県民に向けては3密防止の徹底や、県が店舗や事業者へ掲示を促す「感染防止対策取組書」がない場所へは行かないよう訴えた。また事業者に対しては、テレワークや時差出勤などの活用によって接触機会を減らすよう求めた。今回は外出自粛や医療機関への病床拡大の要請は行わなかった。県は警戒アラートの発動期間を「しばらくの間」とし、「感染状況を踏まえ、専門家と相談して解除のタイミングを判断していきたい」と述べた。
若年層の感染増
市内でも7月以降、感染確認が相次ぐ。
20日までに11人が確認され、10歳未満2人、10代2人、20代3人、30代3人、40代1人と若年層の患者が目立ち、感染経路が特定できないものも多い。15日には小学生の感染が明らかとなり、児童が通う市立小学校は、全校で16・17日を休校とした。佐藤光市長は「改めて『3密』を避け、咳エチケットやうがい・手洗いの励行など感染症予防対策の徹底をお願いします」と呼び掛けた。
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