茅ヶ崎市は7月22日、微酸性次亜塩素酸水の生成装置を無償で貸与してくれた(株)フジプロ(市内本宿町)に対し、感謝状を授与した。
市役所での贈呈式には、佐藤光市長、フジプロの山本泰然社長、石田実執行役員らが出席。佐藤市長は生成装置によって7万人以上に除菌水を無料配布できたことに触れ、「多くの方に届けられることができ心より感謝しています。第2波、3波が来た際には今回の経験を生かしたい」と述べた。
アルコール消毒品の品不足を受け、社内に生成装置を保有していたフジプロが市へ4月に貸与。同月29日からは、市役所内で水道水と塩酸を混ぜて生成した除菌水を本庁舎や総合体育館、各公民館などに運搬して市民への配布を開始し、手指、家具やドアノブなどの除菌に使用された。
利用者7万人超3万リットルが市民へ
配布は7月18日までの39日間実施。1日平均1920人、延べ7万4600人が利用。総量3万7300リットルが市民に届けられた。
感謝状を受け取った山本社長は、「たまたま手元に生成装置があって提供したが、ここまで多くの方に使ってもらえてうれしい。今後も必要があれば協力していきたい」と話した。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|