茅ヶ崎市は、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じた避難所運営のために、マスクや非接触型体温計などの衛生用品をはじめ、隔離用のパーソナルテントなどの滞在スペースの区分に必要な備品を市内50カ所の避難所に配備を進めるほか、避難所運営者や市民への啓発を強化している。
市は、新型コロナに対応した避難所運営のために、5・7月の臨時会に補正予算を計上。衛生用品をはじめ、3密を避けるための物品購入を進めてきた。
7月下旬には、避難所に配置されるスタッフに向けて「避難所での感染を防ぐためのサポートブック」を作成。一般避難者と体調不良者を区分した受け入れや、動線・スペース確保のほか、ガウンや手袋、マスクの着脱方法についても、図や写真付きで細かく記載。市ホームページでも公開しており、市民も閲覧することができる。
また、8月中には避難所に配置される市職員らに向けて研修も実施する予定だという。
チラシで啓発も
さらに市は、避難における5つのポイントを記したチラシを制作。ホームページでの掲出や公共施設に配架するなどして、啓発に努めている。
市防災対策課は、「市が開設する避難場所に行くことだけが避難行動ではない。3密回避のため、安全な場所にある親戚や知人宅への『分散避難』も検討してほしい。また、各家庭でも衛生用品や小型テントなど、感染予防に必要なものを備えて」と呼び掛ける。
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