神奈川県高校駅伝が11月1日、丹沢湖周回コースで開催され、松林中出身の難波百合菜さん(三浦学苑3年)が最初で最後の出場で力走、浜須賀中出身の飯田陽仁さん(東海大相模2年)は区間賞を獲得した。
出場35チームの女子(5区間)で優勝候補の一角にもあがった三浦学苑・難波さんは、3年生にして初めて県駅伝出場を果たした。
3区(3Km)を任された難波さんは、3位で襷を受けると、前のチームを必死に追走。 「最初からガンガン飛ばしたけれど、ラスト1Kmを粘れなかった」と、順位は変わらず区間3位(10分48秒)で駆け抜けた。チームは優勝して全国初出場を目標に掲げていたが、川崎橘、白鵬女に次いで3位。6位以内に与えられる関東大会(11/21・栃木県)の出場権は手にした。
「最後の年だから、県駅伝を走りたい」。難波さんは、3年生になってから練習だけでなく食事面にも気を配った。「今までは全然気にせず食べていたけど、野菜から食べたり、夜は炭水化物を減らしました」
その甲斐あって、この半年で体重が6kg減り、満足いく練習が積めるようになった。初のメンバー入りに、「選んでもらえてうれしかった。走れて本当によかった」と笑顔を見せた。中学から始めた陸上は、高校で辞める予定。「関東でも走って、自己ベストを出して終わりたい」
飯田さんが区間賞
49校が競った男子(7区間)で、東海大相模の4区(7・960Km)飯田さんが、チームを3位から2位へ押し上げる走りで、2年生ながら区間賞(24分44秒)を獲得。「設定より16秒良かった」と笑みがこぼれた。
チームは、優勝した相洋から15秒差の2位。関東大会には進めるものの、「来年は優勝して都大路(全国)へ行く」と決意を新たにした。
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