雄三通りにシマウマがいる。そんな噂を聞きつけやってきた。
そのシマウマの正体はライブペインティング中のチョークアーティストだった。肉バル・マシューの10周年を記念して、中世ヨーロッパをイメージした海賊船や城、反対側のガラス戸には店自慢のちがさき牛やコロナ退散を願う”アマビエ”を描いた写真スポットも。ガラス用のクレヨンを使って描くグラデーションはまさに”虹”。手描きに拘った曲線と柔らかな色使いが気持ちをポッと温かくさせる。
横浜出身。美術短大を卒業し、建築アシスタントやPOPライターとして活動。子育てが一段落した頃、チョークアートと出合った。描いた後に指で擦り、色を混ぜ合わせる。「組み合わせや手の体温でも色合いが変わるのが楽しい」
10年前から市内で教室を開き、多世代にその魅力を広める。近年ではイオン茅ヶ崎中央店などで壁画制作を手掛け、コロナ禍では市内のさまざまな飲食店とコラボ。ハチカフェのメニューなど、”黒板POP”を目にした人も多いのでは。
「可愛いものばかり描いてると思われるけど、実は爬虫類とか大好きなんです」。7日からの展覧会でも新境地を開拓中。「楽しい企画があればなんでも声をかけて」
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