神奈川県の発表資料によれば、茅ヶ崎市の65歳以上の高齢者(対象6万4229人)に向けた新型コロナワクチンの接種率は、8月1日の時点で1回目が78・14%(5万186人)、2回目が70・79%(4万5469人)だった。市保健所健康増進課は「集団接種の拡大によって、7月末までに希望する高齢者の接種を概ね完了でき、高齢者の感染を抑えられた。その一方で7月中旬から首都圏を中心に感染者が急増しており、市内でも40・50代の重症者が増加傾向のため、急ピッチで接種を進めて重症化を防ぐことを最優先事項としたい」と話している。
近隣では寒川町は1回目接種が85・60%、2回目が72・77%、藤沢市1回目79・33%・2回目63・67%。県全体は1回目が85・93%、2回目が77・79%だった。
国の要請受け週7日で集団接種
65歳以上の接種について、市は当初、市内の医療機関での「個別接種」を推奨。接種券は4月16日に発送し、5月20日から予約をスタートしたものの、国の7月末までの接種完了の要請を受け、「集団接種」を拡充するなどして接種の加速化を図ってきた。
市民文化会館での集団接種を「週2・5日」から「週7日」に増やしたほか、市分庁舎のコミュニティホールを新たな会場に追加。また、茅ヶ崎医師会の協力により医療人材を確保するとともに、国にワクチンの追加供給を働きかけ、通常のワクチン供給に加えて、 7月初旬には集団接種用のワクチン約4万4000回分 (2万2000人分)を確保した。これを受け、8月3日から40歳代までを対象として予約の受付を開始している。
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