㈱平和堂典礼
藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999
市民団体「HONKI University B&G海洋クラブ」によるビーチクリーンが100回目を迎えた。1月9日早朝、汐見台小前の海岸では約50人が清掃を行い、節目を祝った。梅原洋陽代表は「これからもゆるく、素敵な参加者と続けていく。ゴミを見たら拾える人間であり続けたいと思う」と語った。
ゴミの多さに衝撃受け
朝の海岸清掃は、市内在住で成蹊大学常勤講師の梅原さんが、2019年9月の台風19号を機にスタート。台風翌日、海岸に打ち上がったゴミの多さに衝撃を受けたのがきっかけだ。息子と3日間連続でゴミ拾いをすることを決め、SNSで告知したところ、多くの人が参加してくれた。手応えを感じた梅原さんは、雨の日を除く毎週火曜日に早朝5時30分(冬季は6時)から30分間、仲間とともにビーチクリーンを展開してきた。
海での交流や子どもらの成長も
「一番良かったことは毎週ゴミ拾いでしか会えない人たちと話ができること」と梅原さん。散歩中の人から感謝されたり、波乗り前にゴミを拾ってくれるサーファーとの交流など、新たなコミュニケーションのきっかけにもなっている。
また、子どもたちの成長にも大きく寄与する。「子どもたちが海の汚れに敏感になり、自然を大切にする気持ちが強くなったほか、『自分たちの海』として地元を大切にする気持ちが芽生えるきっかけになっている。歩道や電車、駅のゴミを拾うことにも抵抗がなくなったこともうれしい」
同団体は、本当の気持ち「HONKI」を大切にできる若者が増えてほしいと願い、2014年に活動を開始。ユニバーサルカヌーや各種パドルボード体験会、サンタクロース運動会など、ユニークな取り組みが各方面から注目を集めている。
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