茅ヶ崎市は、虐待に遭っていたり、虐待を見たりした子どもがSOSを発することができるよう、相談窓口の電話番号を記したカードを初めて作成。夏休みが始まる前の7月中に市立小学校19校と中学校13校の児童・生徒へ配布した。
カードは筆箱や生徒手帳に入れて携帯できる名刺サイズ。小学3年生までの低学年用と4年生以上の高学年用の2種類、計2万1500枚を用意。表面には、市家庭児童相談室の電話番号と、夜間や土日・祝日に近くの児童相談所につながる全国共通のダイヤル番号「189」(いちはやく)が記されている。
裏面では「こんなときは電話してください」と呼びかけ、虐待の具体的な例を示した。また、高学年に向けては、きょうだいの世話や大人に代わって家事・介護を担っているヤングケアラーについても記載。県のLINE相談の二次元コードも入っている。
市こども育成相談課は「子どもが自らアクションを起こすことに、カードが少しでも役立つよう願っています」と話す。
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