静岡県で昨年11月に行われた全日本一輪車マラソン大会で、アレセイア湘南高校在学中の内田岬希(みさき)さん(18・十間坂)がハーフマラソン(21・975Km・全年齢対象)の部で3連覇を達成した。タイムは1時間2分02秒。
「高校3年間は全学年で全日本チャンピオンを取りたい」と臨んだ同大会。「直前までどのようなレース展開を選択するか迷っていた」という。
しかし号砲が鳴り、走り出した感覚から「いける」と思い、自身初の「逃げ」を決断。勢いよく飛び出すと、強い向かい風をものともせず、8キロメートル地点では後続に20秒ほどだった差が、終わってみれば2着と5分15秒の差をつけての完勝だった。最後まで先頭を譲ることのない「横綱相撲」に「戦法の幅が広がった」と喜びを口にした。
大会前は大学受験に向け学校、塾で勉強に励み、帰宅後に練習に打ち込むというハードスケジュールが続いたが「体調良く大会を迎えられた」と振り返る。練習でのタイムが良かったことも自信につながった。
今年は2年に一度の世界大会で好成績を挙げることが目標。「全日本大会のトラックレース3連覇、フルマラソンへの挑戦も視野に、さらに成長したい」と意気込む。
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