茅ヶ崎純水館研究会(日下部雅彦会長)が、2022年の会発足から約2年の研究の成果を1冊にまとめた『茅ヶ崎純水館研究会研究集録2024』=写真=を、2月29日に上梓した。
冊子はA4サイズで全142ページ。純水館製糸所と、その館長小山房全をめぐる人々を「純水館文化」として研究し、会員らが全国を回り集めた資料や古い写真なども掲載されている。高度な繰糸技術と人づくりで名を馳せたが、20年で消えた幻の製糸工場「純水館」が、一冊で分かる内容になっている。
冊子は非売品。市立図書館や美術館、博物館、ゆかりの人物館に寄贈され、見ることができる。
同研究会は南湖公民館で3月17日(日)に、市民へ同冊子をプレゼントする。冊数に限りがあるため、先着順で無くなり次第終了。直接取りに来られる人限定、午前9時から正午まで。
同会の名取龍彦さんは「茅ヶ崎を良くしてきた歴史がわかる一冊。地域を学び、地域への誇りを持ってもらうきっかけになれば」と話している。
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