神奈川オレンジネットワークが主催する「第1回神奈川認知症カフェ学会大会」がこのほど、オンライン開催され、茅ヶ崎市内からは「縁側なないろ」代表の藤本郁世さんの活動が、各地域の取り組みを紹介する「ポスターセッション」で優秀賞を受賞した。
藤本さんは2015年から、自身が経営するデイサービスの休日に認知症の人やその家族が集うカフェを開催。18年8月以降は、柳島の商業施設ブランチのオープンスペースに会場を移し、まちづくりスポット茅ヶ崎や地域包括支援センターの協力も得ながら「お茶を飲みながら介護と健康相談ができる居場所づくり」を実施してきた。
コロナ禍中は休止もあったが、昨年4月には「湘南憩いの縁側」に名称を変更し、活動を継続している。受賞を受けて藤本さんは「認知症をケアする人たちをケアする居場所づくりとともに、年齢や障害の有無なども関係なく触れ合える場にしていけたら」と話していた。4月以降は萩園でも「ケアラーズカフェ」の開催を予定している。
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