東海岸南在住 橋本善作さん 「人生100年」活字に込め 節目の年を記念して自叙伝を刊行
東海岸南在住の橋本善作さんが3月6日に100歳の誕生日を迎え、これを記念して4月2日に自叙伝「橋本善作百年史一隅を照らす人生」(出版・(株)ブリッジブック企画)を刊行した。
善作さんはいつか自叙伝を出したいと願い、若い頃から資料や写真などをすべて大切に保管してきた。昨年11月から息子の雄一さん(63)と孫の洋平さん(29)が中心となり親族が一体となって次から次へと出てくる資料を丁寧に整理。一冊の本にまとめ上げた。「いつかは私も作りたいとは思っていたんですが父が90歳を過ぎてから大病をして諦めかけていたんです」と雄一さんは振り返る。
著者には、当時から書き記していた日記や戦時中、陸軍司政官としてジャワ島を訪れた際に家族に送った手紙、最愛の妻との別れなど100年の記録が鮮明に綴られている。善作さんは「こんな立派なものになるとは思わなかったです。嘘、偽りのない本ですよ」と笑顔で話していた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>