時代とともに創造を 大村日出雄さん（大村紙業）が講演
地元ゆかりの企業人として 熱い想いを語った
11月29日に茅ヶ崎市役所で「企業人から学ぶ〜創造 企業の存在価値〜」講座が行われた。大村紙業株式会社（本社・茅ヶ崎市甘沼）代表取締役社長の大村日出雄さんが講師を務め、市民60人ほどが参加した。
大村さんは27歳で会社設立をした経緯や、社是である「会社の生き様」などについて語った。また、東日本大震災で自社の仙台工場が被災し復興を目指す中、工場内の楠が新たに芽吹き、復興の象徴となっているというエピソードを披露する場面も。
講演後には質疑応答の時間が設けられた。市ゆかりの企業人に直接話を聞けるとあり「無借金経営が出来るのはなぜ」「少年時代に影響を受けたものは」「今後のダンボール業界はどうなる」などの質問が投げかけられ、冗談を交えながら終始にこやかに答えた。
大村さんは「企業として地域社会に恩返しする活動を大切にしています」と話した上で「社会での役割をさらに果たしていきたい。時代をいち早く察知して創造とチャレンジを続けていきます」と語った。
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