北部地区の防災拠点に パームインターナショナル湘南と市が協定
茅ヶ崎市と元テニスプレーヤーの杉山愛さんが理事長を務める「NPO法人パームインターナショナル湘南」が3月7日、災害時協定を締結した。
当日は茅ヶ崎市役所で締結式が行われ、同法人から杉山さんとスタッフ2人が参加し、式の中で服部信明市長と共に用意された協定書に調印した。
協定の主な内容として杉山さんが理事長を務める「パーム・インターナショナル・スポーツ・クラブ」(甘沼144)の駐車場やテニスコート4面、クラブハウス内のトイレやシャワー室などを災害時に提供するというもの。またこの他にも防災備蓄資機材の蓄積場所や災害対策活動に人員をそれぞれ提供することなどの条件も盛り込まれている。
杉山さんは「災害が起こらないことが一番ですが、もしもの時には場所やスタッフなど全面的に協力していきたい。小さなことですが市民の方のお役に立てればうれしいです」と話した。また服部市長も「市内北部のような丘陵地帯はこれまでまとまった避難所を確保しにくい場所だったので、杉山さんにご協力して頂けたことは大変ありがたい。災害時には北部地区の拠点になるような施設にできるように調整していきたい」と感謝していた。
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