市内萩園の株式会社ミヤザワ(宮澤泰隆代表取締役社長)に、世界のマラリア撲滅を目指した「寄付型自販機」がこのほど導入された。同自販機が活用されているのは市内唯一、県内でも2例目となる。
飲料を購入すると1本につき数円が課金される仕組みとなっているこの自販機。同社では5月中旬から、月に1000本ほど購入される場所に設置した。
マラリア蔓延を防ごうとアフリカの子どもたちへ蚊帳を送ろうとする日本青年会議所の「NOTHING BUT NETS」キャンペーンに、茅ヶ崎青年会議所メンバーとして協力しようと導入を決めた宮澤社長。「1本飲み物を買うことからでも社会貢献が出来るということを、まずは身近な人に知って貰おうと設置してみました」と経緯を話す。最初は寄付されることに気付かなかったという従業員も「協力が出来るんだったらこっちの自販機で買おう」と、敢えてここで購入することも増えたという。
今後はこの寄付型自販機の普及を目指し、公共施設などに働きかけを行っていきたいと宮澤社長。自販機に関する問合せは茅ヶ崎青年会議所【電話】0467・85・0212へ。
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