東海岸小寺沢さん 農林水産大臣賞を獲得 くだもの作文コンクール
市立東海岸小学校(柴山比都美校長)6年生の寺沢なつのさんが、このほど2012年度「日本のくだもの作文・新聞コンクール」で農林水産大臣賞を受賞した。3月13日に主催者(日本園芸農業協同組合連合会)が同校を訪れ、寺沢さんへ賞状と副賞を手渡した。
コンクールは同連合会が発行し、全国の小学校に無料配布している副読本「日本のくだもの」をテーマに作文・新聞を募集したもの。11回目となる今回は全国67校から3351作品の応募があり、その中で寺沢さんは最高賞の1つである農林水産大臣賞に選ばれた。
「果物が大好きで普段からよく食べているので、このコンクールで賞をもらえてとても嬉しい」と寺沢さん。受賞した作文「フルーツの不思議=中面で掲載=」には、すっぱいキウイが食べられなかった経験から「なぜだろう」と疑問を抱き、掘り下げて調べていく過程が詳しく書かれている。果物から出る「エチレン」が他の果物の成熟を早めるだけでなく、ジャガイモの発芽を遅くする効果もあるという発見を身近な視点で分かりやすく綴った。
「副賞の高級フルーツの詰め合わせは、作文のきっかけをくれたおじいちゃん、家族みんなで食べたいです」と笑顔。好きな科目は家庭科、将来の夢は幼稚園教諭で「家事や小さな子どもが大好きなのでぴったりかなと思っています」と話す。”疑問に思ったことはとことん調べないと気が済まない”という性格を生かし、今後も「調べたことを文章にまとめ、人に伝えていきたいです」と意欲を見せた。
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