神奈川県交通安全対策協議会は5月1日に「自転車交通事故多発地域」を発表し、茅ヶ崎市は10年連続となる指定を受けた。
この指定は、2013年の自転車交通事故の割合(構成率)が平均より3ポイント以上高いか、自転車事故の死者数が2人以上の地域が対象で、県内では17市区町が指定された。
茅ヶ崎市内の13年の全事故(人が負傷した事故)は675件。そのうち自転車事故は222件で構成率は32・9%となり、県平均の23%を約10ポイント上回っている。死者数は1人、負傷者数は224人に上った。
こうした状況を受け、茅ケ崎警察署は「茅ヶ崎市は自転車利用者が多い。路側帯の左側通行などのルールを守り、歩行者に配慮しながら走行してほしい」と注意を呼びかけている。
ただ、2012年と比べると事故数は91件減るなど、改善が見られている。同署は、「国道一号線の自転車専用レーン設置や啓蒙活動の成果もあがっている。今後も安全な自転車走行を訴えていきたい」と話している。
同協議会でも指定地域に通行ルールに関する冊子を配布するなどし、安全利用を周知していく方針だ。
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