地産地消や地域活性など自らが住む地域を大切にし、魅力ある茅ヶ崎を創出していこうという「ローカルファースト」。この考え方を広めようと設立された「ローカルファースト研究会(淺野真澄代表・茅ヶ崎市幸町)」が3月11日、茅ヶ崎市民文化会館でシンポジウムを開催した。
亀井信幸ローカルファースト財団理事長と杉本洋文東海大学教授の2人がコーディネーターを務めたシンポジウムには、秋山弘子東大特任教授をはじめ、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さん、平将明内閣府地方創生担当副大臣、服部信明茅ヶ崎市長、益永律子NPOサポートちがさき代表理事、都築佑介茅ヶ崎青年会議所理事長らがパネリストとして参加した。
会場ではローカルファーストの発祥の地といわれるアメリカのポートランドの姿が紹介され、パネリストたちは「長寿社会の中、地元で働いて食べていける街をつくらなくてはいけない」「地域のことは地域で決定し実現することが必要」「子どもたちが夢を描けることが大切」「チーム茅ヶ崎で取り組むべき」などの提言が行われた。
シンポジウムは最後に「主役は一人ひとりの市民、地域に優しいローカルファーストの価値観で選択してほしい」との亀井理事長の言葉で締めくくられた。
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