円蔵地区の自主防災訓練が11月3日に行われ、地域住民300人以上が参加した。
訓練は円蔵自治会(小室正明自治会長)を中心に、地域の消防団や婦人会、老人会などで実行委員会を作り、8月から告知チラシを配布するなど準備を進めてきたもの。今回は、住民の安否確認とライフラインの状況確認に重点を置いて実施した。
情報収集し対応
午前8時55分に大地震が発生した想定で、円蔵自治会館に災害対策本部を設置。火元や電源の安全確認、隣近所での声のかけ合いから始まり、班長が担当地区の安否情報やライフラインの状況などを確認して組長に報告した。組長は組の防災倉庫を開錠後、組の状況をまとめて対策本部に提出。本部では各組や防災リーダーの報告をもとに情報をとりまとめ「上町1組/ケガ2人・自己対応」「鶴田2組/道路陥没」など図示しながら対応した。
訓練終了後には本部で閉会式が行われ、服部信明市長ら来賓があいさつ。また6月に完成した自治会の防災井戸の試飲も行われた。小室自治会長は「想定通りにいかない部分もあったが、それも訓練として大切なこと。住民同士が普段からコミュニケーションをとり、有事に備えられる地域にしていきたい」と思いを語った。
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