JR茅ケ崎駅南口の両階段壁面に茅ヶ崎小学校(野上浩校長)児童らがデザインした「ちがさき海段(かいだん)」が設置され、11月14日に同所で行われた完成セレモニーで披露された。
これはJR東日本横浜支社が同駅増床工事を機に、より地域に愛される駅を目指して発案した取り組みで、「地域と一緒に何かできないか」と茅ヶ崎市と茅ヶ崎小学校に階段壁面デザインの協力を依頼し、実現したもの。同支社では初の試みだったという。
このデザインは8月に同校体育館でワークショップを開き、児童81人の手で作成。児童らが「海」をイメージして思い思いに描いた大小43のデザインが、11月20日のラスカ茅ケ崎開業に合わせて設置された。
式典当日は関係者のほか、山崎正美茅ヶ崎市副市長など来賓や児童とその保護者らが出席した。
式典の挨拶で山崎副市長は「児童の皆さんがデザインを施したのは私たちの街の玄関。今後さらに多くの利用者が見込まれる中、新しい魅力となって街の活性化に繋げてくれるでしょう」と述べ、同校の野上校長は「子どもたちにとっても一生の宝物。大人になった時、『ここは私が作った』と自分の子や知人に自慢できるような良い経験になったと思います」と話していた。
式典の最後には同駅の市川清一駅長と児童の代表者らの手で記念プレートが階段下に取り付けられ、記念撮影も行われた。
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