神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2016年3月11日 エリアトップへ

さらば、レジェンド 山本昌広さんが引退登板

スポーツ

公開:2016年3月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
笑顔で慣れ親しんだナゴヤドームを後にした
笑顔で慣れ親しんだナゴヤドームを後にした

 球界のレジェンドが1日限りの復帰を果たした。昨年、32年間の現役生活にピリオドを打った元中日ドラゴンズの山本昌広さん(50)=茅ヶ崎市出身=が3月5日、ナゴヤドームで行われたオープン戦(対東京ヤクルトスワローズ戦)で先発登板。この日、引退試合のため1日限りの現役復帰となり、最後の登板を慣れ親しんだ本拠地で締め括った。

 一際大きく振り被るフォーム。いつものテンポで試合前のキャッチボールを終えると大歓声に迎えられてマウンドに向かった。「投球練習を終えてこれで本当に最後なんだと改めて感じた」と山本さん。

 プレイボールがかかると、森岡良介選手に渾身のストレートを続けテンポ良く追い込むと、決め球は伝家の宝刀スクリューで3球三振で締めた。

 選手として最後となるナゴヤドームに向かう前には長年、登板日に日課にしてきたスカウトの高木時夫さんの墓参りをしてから球場入り。いつもと変わらぬ流れを守り、試合1時間前にウエイトルームに入ってからマウンドに立った。山本さんは「いつもより緊張していたかな。500試合以上先発したけどこれは変わらない。3球で終われてよかった。練習すればまだまだできるかな」と振り返り、周囲の笑いを誘った。

「いつかまたユニフォームを」

 試合後のセレモニーでは谷繁元信監督や岩瀬仁紀投手をはじめ、自主トレーニングを続けたワールドウィングジム=鳥取県=の小山裕史代表から花束を受け取ると涙を浮かべる場面も。山本さんは「これから野球をしっかり勉強していつかまたユニフォームを着て戻ってきたい」とファンに約束した。

 現役最年長勝利記録をはじめとした輝かしい記録を歴史に刻み続けた球界のレジェンド。「世界一幸せなプロ野球選手でした」とスピーチを終えると、32年間こだわり続けた背番号34に別れを告げ、新たな歴史を作るべく初めの一歩を踏み出した。
 

試合後のセレモニーではチームメイトから胴上げ
試合後のセレモニーではチームメイトから胴上げ

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

茅ヶ崎版のローカルニュース最新6

ヘッドランドでフェス

ヘッドランドでフェス

19日 ステージイベントや各種体験

4月27日

親子でオーケストラを

茅ヶ崎交響楽団

親子でオーケストラを

5月12日、市民文化会館

4月26日

平和考える映画上映会

平和考える映画上映会

5月11日から4週開催

4月26日

コーヒー・本で楽しむ「日常」

コーヒー・本で楽しむ「日常」

5月4日 高砂緑地周辺でフェス

4月26日

お手柄市民に感謝状

茅ケ崎警察署

お手柄市民に感謝状

詐欺防止、行方不明者発見で

4月26日

TOTOバスケ部と交流

放課後デイ オーシャンズラブ

TOTOバスケ部と交流

4月26日

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook