7月30日からハンガリーで開かれる「2016世界大学オリエンテーリング選手権(WUOC)」の選考会が静岡県で4月9日、10日に開催され、幸町在住の祐谷大輝さん=人物風土記で紹介=が日本代表に選ばれた
「オリエンテーリング」は、特別に作られた地図とコンパスを用いて、山野や市街地を駆け巡り、指定されたチェックポイントを辿りながら可能な限り短時間で走破する野外スポーツ。北欧で誕生し、日本に導入され今年で50周年を迎えた。10歳未満から80歳以上までのクラスがあり、生涯スポーツとしても注目を集めている。
競技は距離や所要時間に応じて、スプリント(10分から20分)、ミドル(20分から40分)、ロング(40分から60分)部門のほか、複数人で行うリレー形式などがある。
「WUOC」は2年ごとに各国で開催され、出場資格は18歳以上28歳未満で、大学に在籍しているか、卒業して2年以内の選手。選考会の成績と、これまでの実績から男女各6人が日本代表として選出される。
祐谷さんは東京大学を今年3月に卒業し、選考会に出場。1日目に静岡大学静岡キャンパス内でのスプリントレースを3位(16分38秒6)、2日目の富士山麓でのロングレースを6位(41分46秒)で通過し、日本代表の座を射止めた。
「選考会の日は、思った以上の理想の走りができた。選ばれたからには代表選手として、上位50%以内を目指して精一杯がんばりたい」と意気込みを語った。
世界大会には、約30カ国、男女合わせて約300人が出場予定。祐谷さんはスプリントとロング部門に出場を予定している。リレーへの出場については未定となっている。
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