会社の登記簿謄本を手にする水島さん
市内浜之郷在住の水島斗喜哉さん（平塚工科高等学校２年）が、このほど設立した（株）ファーストアーム（市内高田）の「取締役」に就任した。
水島さんは、これまで地域のイベントなどでボランティア活動を行っていた中で、様々な職業の大人と関わり「自分も何かやってみたい」と考えていた。そんな中、叔父が起業する際に「一緒にやってみないか」と誘われ取締役に。「会社の経営側の立場にいきなりなるのは戸惑いがあったけど、これも人生経験だと思って決断しました」と振り返る。
同社はハウスクリーニングや出張料理提供、食品の卸や販売などを行っている。今後は、水島さんの趣味のオンラインゲームやネットの知識を生かしたイベント企画や街づくりに関する調査も行っていくという。
現在は、普段から『取締役 水島斗喜哉』と書かれた名刺を持ち歩く水島さん。名刺を交換する姿はまだ初々しいが「社長（叔父）からは、高校生ならではの視点を生かしてほしいと期待されています。『会社の顔』になるとともに、経営の分野をもっと勉強して即戦力になりたい」と堂々と展望を語って見せた。
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