7月28日から岡山県備前市で行われる「平成28年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)・ソフトテニス」の個人戦に、茅ヶ崎市内の高校から茅ケ崎高校と鶴嶺高校の女子1ペアずつが出場する。
茅ケ崎高校から出場するのは、坂井夕莉さん(3年)、森智里さん(3年)ペア。2年の夏からペアを組む二人は、5月中旬に行われた県予選で3位となりインターハイ出場を決めた。全国への切符をかけたベスト8を決める試合では、格上の相手に苦戦。それでも土壇場で精神力の強さを見せ勝利を収めた。「その次の試合は気持ちが楽になって、楽しんでプレーできた」と、3位入賞まで果たした。
また、鶴嶺高校から出場するのは林穂香さん(2年)、冨田めぐみさん(3年)ペア。県予選ではベスト8に入り全国へ進む。二人は「インターハイ出場が決まった瞬間、本当に嬉しかった」と話し「この予選では、さらに上を狙おうと切り替えて試合に臨みましたが、ベスト8止まりでした」と悔しさも滲ませる。ペアを組んで1年となる二人は、6月上旬に行われたインターハイの前哨戦となる関東大会にも出場している。
気持ち一つに全国へ大舞台に向け練習に励む
現在両ペアは、インターハイに向けて、それぞれ毎日部活で汗を流している。「どんなボールも絶対に諦めないで打つことを試合で出せるよう普段からやっています」(坂井・森ペア)、「基本はサーブレシーブをミスしないこと。ペアなので互いをフォローし合うことを心掛けています」(林・冨田ペア)と日々の練習に励んでいる。茅ケ崎ペアは坂井さんの強気な攻めを生かし森さんが決め、精神力の強さを前面に出す戦術。一方鶴嶺ペアは後衛の林さんが仕掛けて前衛の冨田さんが決めるスタイルだ。
インターハイに向けて「まだ時間はあるので一つ一つ課題を克服して、全国の強豪と戦いたい。これまで家族や顧問の先生、チームのみんなに支えてもらったので、プレーで恩返ししたい」(坂井・森ペア)、「2年上の先輩が『ベスト64』まで行ったので、その結果を越えたい。気持ちを一つにしてプレーしたい。今までやってきたことを全て出し切る」(林・冨田ペア)とそれぞれ意気込みを語った。
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