アレセイア湘南中学校の男子バスケットボール部が、1月に開催された「第40回神奈川県中学校バスケットボール新人大会」で初優勝を飾った。市内中学校の県大会制覇は初めて。2月7日に選手らが市役所を訪れ、服部信明市長に報告した。
県内から男女64チームずつが出場し、トーナメント戦で争った新人大会。アレセイアは昨年の大会で男女揃って3位に初入賞しており、今回は引退した3年生から優勝の夢を託されて1、2年生の新チームで臨んだ大会だった。
優勝報告にはキャプテンの田中未来翔選手(2年)、副キャプテンの井上水都選手(同)と中村力斗選手(同)、監督、学校関係者が出席。選手から大会の様子を聞いた服部市長は「素晴らしい活躍。この勢いをもって、これからの大会でも成果をあげてもらいたい」とエールを送った。
悲願の優勝旗
大会当日、アレセイアは田中キャプテンを中心に長身を生かした堅い守りと速攻を得意とするプレーで初戦から快勝を重ねた。準決勝では、練習試合で一度も勝てたことのない原中学校(横浜市)と対戦。「当面のライバル」と目す相手に前半20点差をつける勢いをみせたが、田中キャプテンの負傷をきっかけに徐々に点差を詰められる展開に。「声を出し合い、ディフェンスを固めた」(井上選手)とチーム全体でフォローしてピンチを凌ぎ、雪辱を晴らした。勢いに乗った決勝では城南中学校(小田原市)をダブルスコアで破り、悲願の優勝旗を手にした。
夏の大会に向け、男子バスケ部の八色健太監督は「個人の技術はまだまだ伸びる余地がある。基礎体力など全体的なレベルアップを図って次の大会に臨みたい」と話し、田中キャプテンは「チーム一丸となって全国優勝を目指したい」と意気込みを語った。
なお同校の高校バスケ部の県大会結果は、男子が準優勝、女子が3位だった。
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