神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2017年4月7日 エリアトップへ

茅ヶ崎産しらす 最漁期が到来 体験教室で市外にPR

社会

公開:2017年4月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
くしの使い方やコツを学びながら天日干しを体験「乾かしすぎず、しっとりとした感じを残して」
くしの使い方やコツを学びながら天日干しを体験「乾かしすぎず、しっとりとした感じを残して」

 相模湾のしらす漁が最漁期を迎える。年間100トンが水揚げされる茅ヶ崎のしらすを知ってもらおうと4月1日に市内柳島海岸の北村水産(北村格代表)で体験教室が催され、市内外から参加した親子9組30人がしらす干しづくりなどに挑戦した。

 体験教室は、茅ヶ崎市や市観光協会、文教大学の海津ゼミなどで組織する「地元から発信する旅づくり実行委員会」が主催。体験を通じて茅ヶ崎の海の魅力を再発見してもらおうと、昨年からしらす漁の解禁時期に開催している。

 今シーズンのしらす漁は3月11日に解禁。3月中は天候不順や水温の低さの影響でやや低調な漁獲量となったが、北村水産の若船長・北村充史さんは「九州のほうではよく獲れていると聞く。水温が上がるこれからに期待」と話す。この時期のしらすは黒潮の暖流に乗って沖から相模湾に入ってくるため、水温が18℃程度に上昇するとよく獲れるようになるという。

「しらすの学校」が開校

 体験当日は、若女将の北村裕子さんらが講師となり「しらすの学校」を開校。しらす漁の様子を映した映像を観賞し「しらすはイワシやウナギ、アユなどの稚魚の総称」と明かされると参加者から驚きの声が上がった。この日は天候不良でしらすの漁獲がなかったため、釜揚げ作業の見学は急きょ、釜を使ったしらすパスタづくりに変更。「そばつゆとバターをからめるだけで簡単にできる。生しらすではなく、苦味のない釜揚げしらすを使うのがおすすめ」と充史さんがコツを語り、参加者は特製パスタに舌鼓を打った。続いてくしを使った天日干しやオリジナルラベル作りを体験。パック詰めしておみやげとして持ち帰った。体験後は隣接のレストラン「快飛」でしらす料理を味わった。

 横浜市から8歳と11歳の子どもと参加した佐々木真帆さん(42)は「普段食べているものがこんなに手間をかけて作られていると知り、子どもたちにとっても良い経験になった」と感想を話した。

 市内でしらす漁を専門に行っている網元は4軒。しらす漁は4月と10月に最漁期を迎え、年末の禁漁まで行われる。漁獲されたしらすや加工品は網元の直売や大手スーパーなどに流通し、消費者のもとに届く。
 

しらすレシピも紹介
しらすレシピも紹介

馬肉専門販売店

1500円以上お買い上げの方、「タウン見た」でユッケプレゼント

https://rarea.events/event/112428

<PR>

茅ヶ崎版のトップニュース最新6

姉妹都市10周年 企画充実

アロハマーケット

姉妹都市10周年 企画充実

ハワイからの出店最多

5月3日

パラ水泳田中選手と協定

茅ヶ崎市

パラ水泳田中選手と協定

4人目のアンバサダーに

5月3日

文化財が語る地域の歴史

茅ヶ崎市博物館

文化財が語る地域の歴史

明日から春の特別展

4月26日

10周年で多彩な記念事業

ホノルル市・郡姉妹都市協定

10周年で多彩な記念事業

ロゴ完成 普及啓発に使用

4月26日

浸水想定いまだ旧基準

津波ハザードマップ

浸水想定いまだ旧基準

相模湾沿い茅ヶ崎市のみ

4月19日

地元の祝福に「幸せだなぁ」

名誉市民加山雄三さん

地元の祝福に「幸せだなぁ」

87歳の誕生日に銅像披露

4月19日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook