今年4月に施行された「茅ヶ崎市みどりの保全等に関する条例」(新みどり条例)を受け、市景観みどり課では「みどりのガイドブック」を作成。市民に緑化への関心を強めてもらうほか、条例に該当する地区などへの説明資料として利用するなど市民への周知に努めている。
これまで茅ヶ崎市では「茅ヶ崎市緑の保全及び緑化の推進に関する条例」を設け、保存樹木や保存樹林などの管理を行ってきた。しかし、住宅の緑化推進はまちづくりに関する条例、環境面からの緑化推進は環境基本計画など「地域のみどり」に関する条例などが重複し、市民に分かりにくい点が多かったことから「新みどり条例」の施行に至った。
新条例では、茅ヶ崎市の都市環境が変わってきたことを踏まえ、一部の助成条件などを緩和。また、新たに「特別緑地保全地区」「みどりの保全地区」を設けた。これは、都市緑地法など、他制度の条件がある地区などの保全に有用だという。
同課は「茅ヶ崎市では保存樹木や市民緑地など、一般の方が対象になっていることが多い。これまでの”お役所的”資料では、専門用語など難解な部分も多かった。ガイドを利用することで助成制度の敷居を下げ、環境保全に繋げられたら」と説明する。
資料には昨年初開催された「みどりのフォトコンテスト」入賞者の写真も使用されている。
ガイドは同課の窓口で配布されているほか、市ホームページで公開されている。問い合わせは同課【電話】0467・82・1111へ。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|