はがきを手にする郵便局スタッフ
茅ヶ崎郵便局が、暑中見舞用のくじ付き郵便はがき「かもめ〜る」を利用して熱中症予防を呼びかける取り組みを、昨年に続き市消防本部、市保健所健康増進課と共同で行っている。
これは毎年この時期に熱中症患者が増えることから、同郵便局が地域貢献施策の一環として企画したもの。同郵便局が「『かもめ〜る』はくじ付きのため、抽選日（今年は９月４日（月））まで届いた家庭で保管される可能性が高いこと」「配達員の小回りが効く機動力を生かして周知ができること」などを特徴に市に提案し、市保健所と消防では熱中症被害の減少を目指していることから、協力して進めることになった。
はがきは、裏面に市が企画した熱中症予防を呼びかける内容が掲載され、市内の高齢者世帯を中心に配達員がポスティングする仕組みで配布される。配布期間は、昨年よりも２週間ほど時期を早め、７月３日（月）から10日（月）までを予定。
昨年は市内を中心に27社・35口（35万円）の協賛が集まり５０００枚を配布した。今年の配布枚数は、現在募っている協賛企業数などに応じて変動するが同郵便局は「できるだけ多くの市民に届けたい」としている。
協賛企業は６月23日（金）まで募集中。一口１万円で配布はがきの表面に協賛名が掲載される。同郵便局は「市民を熱中症被害から守り、より良い街づくりに協力したい」と話している。問い合わせは同郵便局【電話】０４６７・８２・２２６０へ。
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