2018年度に開館20周年を迎える茅ヶ崎市美術館。記念事業として、「『版の美』〜板にのせられたメッセージ〜」をテーマに、4月から1年にわたって特別展を開催する。
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豊富な浮世絵の収蔵は同館の特徴のひとつで、収蔵作品約2000点のうち2割近くを浮世絵などの版画が占める。特別展の幕開けとなる4月8日(日)から5月13日(日)までの「版の美I『浮世絵・新版画―幕末〜昭和』」は、江戸・明治・大正・昭和期と歴史を追うように展示。昨年寄贈された、茅ヶ崎市の廻船問屋として知られる藤間家(とうまけ)の浮世絵コレクションも目玉となる。
以降、例年実施する共催展や夏休みの参加型企画展を挟みながら記念事業は続く。9月9日(日)からの「版の美II」は、画家・小原古邨(おはらこそん)展を国内最大規模で実施し、未公開作品の展示も予定する。「版の美III」は12月9日(日)から創作版画の系譜を紹介。来年2月10日(日)からは「版の美IV」として、現代作家の版画手法作品を幅広く展示する。(問)同美術館【電話】0467・88・1177
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