プロ野球の中日ドラゴンズで活躍し、市民栄誉賞を受賞した山本昌広さん(53)の手形モニュメントが、茅ケ崎駅北口から続くペデストリアンデッキに飾られる。3月3日には本人も駆けつけ、お披露目された。
野口聡一さん、加山雄三さん、土井隆雄さん、12代目市川團十郎さんに続いて、5人目の手形が完成した。これまでは市内ロータリークラブが製作を担ってきたが、今回は茅ヶ崎商工会議所青年部(YEG)の事業「山本昌広杯少年野球大会」の10回目を記念して企画。昨年8月の大会開催時に、サウスポーの山本さんの左手を形におさめた。
セレモニーでブロンズ製モニュメントの出来栄えに驚きを見せた山本さんは、「故郷へ錦を飾れるのは人生最高の喜び。ありがとうございます」と感謝を述べた。青年部の須藤伸会長(48)は「10回の記念大会で何かできないかと考えた。今後も地域での活動を広げていきたい」と話した。モニュメントの設置は3月末までに設置予定。
背番号「10」からプロ200勝投手に
松林中学校時代の背番号は「1」ではなく「10」。投手として地道に努力を重ねた山本さんは、中日ドラゴンズに入団以降、プロ通算200勝、50歳57日での最年長出場など大記録を次々と打ち立て、2015年に現役を引退した。
現在はドラゴンズの本拠地・名古屋で暮らすが、茅ヶ崎に帰省することも珍しくない。山本さんは「故郷の茅ヶ崎に協力できることがあればしていきたい」と話した。
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