消費増税に合わせ、経済の下支えとして10月から始まった「茅ヶ崎市プレミアム付商品券事業」。購入した商品券での買い物が、徐々に増えている。
「10月の後半から商品券を使って買い物するお客様が増えてきました。今では1日に400〜600枚ほどが館内全体で使用されています」。担当者がこう話すラスカ茅ヶ崎店では、店内にポップも掲示して周知。食料品や衣服、書籍などの売場でプレミアム付商品券を使う人々の動きが目立っているという。
住民税非課税者申請は未だ3割
今回のプレミアム付商品券の購入対象は、住民税非課税者と3歳半未満の子どもがいる世帯に限られている。住民税非課税者は事前の申請が必要だが、市から送られてきた書面に主に日付と連絡先を記入するだけ。返送すると、審査を経て商品券の購入引換券が送られてくる仕組みだ。
ただ、11月8日時点での申請率は30・9%に止まり、「申請すれば確実に手にできるお得な商品券なので、ぜひ活用してもらえれば」と市産業振興課は話す。申請期間は来年1月末までだが、「申請いただいてから発送までには1カ月ほどかかるので、早めの申請を」(市担当者)。
子育て世帯は事前申請不要。市から届いた購入引換券によって、25%のプレミアムが付いた商品券を郵便局で購入可。1人が最大で2万5000円分の商品券を2万円で購入できる。商品券販売は2月末、利用は3月末まで。
市内850店利用が可能
商品券は市内約850店舗で使用でき、個人店から大型店まで業種もさまざま。婦人服を扱うライオン堂(中海岸)では「冬服などで10枚以上使われている」。利用が1件のみの鈴木米店(南湖)は「新米も出揃うのでぜひ利用してほしい」と今後に期待を寄せた。
プレミアム付商品券に関する問い合わせは市産業振興課【電話】0467・82・1111へ。
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