暮れの全国高校駅伝(都大路)の南関東予選が11月16日に静岡・裾野市運動公園陸上競技場で行われ、松林在住の力石暁(さとる)さん(3年)が3区を務めた鎌倉学園高が優勝した。今年の全国大会は男子が70回の記念大会にあたるため、県で敗れた鎌倉学園高は南関東代表として2年連続2回目の都大路へ駒を進めた。
台風19号の被害により、丹沢湖での駅伝から裾野でのトラックレースとなった南関東予選。神奈川・千葉・東京・山梨の都県予選2〜6位のチームが、襷はつながず各区間ごとに既定の距離をトラックで周回し、7人の合計タイムで順位を競った。
3区(8Km)の力石さんは、会心のレースを見せた。2週間前の県予選では先頭を引っ張るも、後半に失速し区間3位。この日は一転、先頭の後ろにつき、残り1・4Kmからロングスパート。「計画通り」と振り返った力石さんは23分43秒39
で区間賞を獲得し、トップに立っていた総合タイムも2位との差をさらに15秒広げ、チームはそのまま予選を制した。
「今日が高校最後のつもりで臨みベストの走りができた」と力石さん。自身の快走によって都大路でもう1度走ることができる。「思いっきりやるだけです」。その表情に自信がみなぎった。
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