新型コロナウイルスの影響でイベント中止が相次ぐ中、地元有志が地域活性に立ち上がった。複数のキッチンカーが市内各所を巡回。屋外かつテイクアウトという販売形式で、密閉・密集・密接の”3密”を避けた「市場」をつくる。
「機動湘南グルメ市場」と名付けられた企画の発起人は、ひばりが丘在住の文筆家・早坂幸一さん(57)。これまで市内でさまざまな催しを企画しており、関わりのあった湘南地域の飲食店に声をかけて実現した。
3月26日には、今宿のレストラン「なんどき牧場」が定期開催するマルシェにあわせるかたちで、試験的に初開催。揚げ物のほか、カレー、地場野菜、鮎の塩焼きなど7つのキッチンカーが並んだ。来場者が密集・密接しないよう、食品はすべてテイクアウト形式で、テーブルなどは置かない工夫がなされた。
Kitchen753(キッチンナゴミ)の福岡賢次さん(52)は「イベント中止は打撃が大きい。こういう場はありがたい」とコメント。早坂さんは「今後もさまざまな場所で継続し、工夫を凝らしながら安全な形でのにぎわい創出につなげたい」と話した。
4月5日(日)と12日(日)は「FineVillageげんき村」(菱沼1の4の7)、7日(火)は「なんどき牧場」(今宿1024)の駐車場で開催予定。各午前11時30分から午後3時30分。変更の可能性あり。(問)早坂さん【携帯電話】090・3810・4523
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