茅ケ崎警察署(坂本仁義署長)は10月19日、振り込め詐欺などの特殊詐欺を未然に防止したとして、セブンイレブン茅ヶ崎南湖店・横田秀明さん(58)、みずほ銀行茅ヶ崎支店・桐村裕子さん(57)、茅ヶ崎松が丘郵便局・大金渉さん(39)に感謝状を贈呈した。
横田さんは、高額のプリペイドカードを購入しようとした70代の男性に声かけし、通報した。桐村さんは、不安そうに店内を歩く70代女性に声かけしたところ、「医療費の還付金」という言葉から詐欺を見抜いた。大金さんは、仕事で失敗した息子のために100万円が必要だという80代女性の被害を未然に防いだ。
坂本署長は「皆さんが最後の砦。これからも協力をお願いしたい」と感謝を述べた。
管内の今年1月から9月末までの特殊詐欺発生件数は38件。被害額は約6200万円。同署では、既存の電話機に取り付けられる「詐欺撃退用機械」を無料で貸与しているため、「ぜひ申し出を」と呼びかけている。
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