林水泳教室所属の桑野真奈さん(12・小和田小学校6年)が11月22日、東京スイミングセンターで開かれた「第52回(2021年度)優秀選手招待水泳競技大会」の800m自由形に出場し、9分26秒24の神奈川県学童新記録を樹立した。12年ぶりの更新で、従来記録より7秒70タイムを縮めた。
同大会は、公益財団法人日本水泳連盟インターナショナル・ナショナル選手標準記録突破対象大会に指定されており、東京2020オリンピック競泳日本代表選手や、2021年度全国JOCジュニアオリンピック夏季水泳競技大会最優秀選手などが招待される歴史ある大会。
コツコツ練習した結果
桑野さんが6年生に進級したと同時に立てた目標が、同レースでの「学童記録更新」だった。体調の良し悪しなどに左右されながらも、昨年から取り組んできたストローク改善などの練習メニューを毎日コツコツと積み重ねた結果、大会約2週間前から調子が上昇。「前へ、前へ」泳ぎ続けた結果、ゴールして顔を上げた瞬間に目に飛び込んできた新記録。「すごくうれしかった」と満面の笑みを見せた。
400m自由形にも出場していた桑野さん。決勝では4分35秒39の記録で、小学6年から中学2年までが出場する区分で6位入賞と大健闘した。
桑野さんのコーチを務める川中浩さんは、「やるべきことをしっかりと継続できる才能がある。泳力はその結果、生まれた能力。10年後、日本を代表する選手になってほしい」とエールを送る。
中1で全中出場目指す
生後6カ月から母と一緒にベビースイミングを楽しみ、2歳から林水泳教室に通い始めた。現在は、週6日午後5時半から8時半頃まで練習に打ち込んでいる。
コーチ曰く「とても温厚な性格」で、趣味は読書など。次の目標は「中学1年で全国中学校水泳競技大会」に出場すること。「がんばりたい」と力を込めた。
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