カーネーションが特産品にも指定されている寒川町では、母の日を目前に出荷が最盛期を迎えている。
現在、同町内の生産者は３軒。寒川鈴木園芸の３代目・鈴木和憲さん（41）＝写真＝によると、「今年は天候が安定せず、日照不足で開花が遅れ気味だった」ものの、４月に入って暖かな気候が続いたことで持ち直し、「例年通りの咲き具合になった」という。
同園芸では、赤やピンクなど約９０００鉢を栽培。「今年は定番の赤が人気」と言い、「日当たりと風通しの良い場所に置き、追肥するとより長く花を楽しめます」と鈴木さん。都内や県内の市場に出荷されるほか、ＪＡさがみが運営する直売施設わいわい市寒川店（寒川町宮山２３３の１）でも取り扱い中。詳細は、ホームページ「寒川鈴木園芸」で検索を。
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