神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2022年4月29日 エリアトップへ

寒川町にサポート施設「赤ちゃん食堂」も 「孤育て」防ぎ母子の駆け込み寺に

社会

公開:2022年4月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
「赤ちゃん食堂」で離乳食を頬張る乳児
「赤ちゃん食堂」で離乳食を頬張る乳児

 産後と乳幼児を持つ母親をサポートする施設「助産院mamana.house」が4月19日、寒川町倉見に誕生した。助産院だがお産は扱わず、全国でも珍しい離乳食を無料で提供する「赤ちゃん食堂」や産前産後ケアを行うなど、育児の不安を解消する「母子の駆け込み寺」を目指す。

 代表を務めるのは、助産師の菊地愛美さん(35)。湘南地域の総合病院や産院で働くなか、コロナ禍で思うような支援を受けられず孤立する母親たちを間近で見てきた。自身も出産したばかりだったが、「助産師として”孤育て”をさせたくない」と、仲間の母親たちと動きだした。

広がる支援の輪

 特にこだわったのが、離乳食期の母親と子どもが集う「赤ちゃん食堂」の実現だった。

 場所の確保や絶え間ない支援を続けるための方法など、さまざまな困難にぶつかったが、菊地さんの「熱量」に、農家や企業から食材の提供がされるなど、次第に支援の輪が広がっていった。

参加者「こんな場所欲しかった」

 開業2日目、初開催の「赤ちゃん食堂」には6組の母子の姿があった。そのうち5組は寒川町在住。参加者同士で「コロナ禍で面会もできずさみしい出産だった」「交流場所にも気軽に行けず、日中誰とも会話しない日がある」など悩みや不安を吐露するなか、全員が「こんな場所が地元にも欲しいと思っていた」と口を揃える。

 「貧困、産後うつ、虐待が多くあるのは、サポートできる場所が少ないことが原因のひとつだと思う。ママたちが”欲しい”と思う支援を続けたい」と菊地さん。

 なお、同院では現在、クラウドファンディングに挑戦している。

話に花が咲く
話に花が咲く
クラウドファンディングの詳細はこちら
クラウドファンディングの詳細はこちら

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

茅ヶ崎版のローカルニュース最新6

元気の素は清掃活動

市内在住 鈴野さん

元気の素は清掃活動

4月29日

ヘッドランドでフェス

ヘッドランドでフェス

19日 ステージイベントや各種体験

4月27日

平和考える映画上映会

平和考える映画上映会

5月11日から4週開催

4月26日

コーヒー・本で楽しむ「日常」

コーヒー・本で楽しむ「日常」

5月4日 高砂緑地周辺でフェス

4月26日

お手柄市民に感謝状

茅ケ崎警察署

お手柄市民に感謝状

詐欺防止、行方不明者発見で

4月26日

TOTOバスケ部と交流

放課後デイ オーシャンズラブ

TOTOバスケ部と交流

4月26日

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook