講演に耳を傾ける参加者＝９日
湘南地域を拠点とする異業種企業による交流グループ・ハイテクメイト湘南の例会が９日、茅ヶ崎商工会議所で開催された。今回は映像会社「アスミック・エース」の社長を務める牟田口新一郎さんが「新天地で働くということ（駐在編・映画会社編）」をテーマに講演した。
牟田口さんは住友商事に入社後、Ｊ：ＣＯＭ湘南社長を経て、２０１８年に米州住友商事の経営企画本部長に就任。後に50代を前に米国に異動した際の苦労、社内での人間関係、コロナ禍でのリモート勤務などを通じ、苦労話をユーモラスに披露した。併せて現在運営する映像会社の事業からオンデマンド市場、映像ビジネスの可能性を示し、「新しい出会い、新しい刺激があった。感謝しかありません」と喜びを語った。
矢野嘉哉会長は「異文化で得られたもの、乗り越えて成長できたことなど会員一同、感銘を受けました」と話した。
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