白鵬女子高校陸上部の吉村玲美さん(3年)=美住町在住=が、女子1500m、3000mの2種目で2年連続となる8月のインターハイ(全国高校総体)に出場する。6月には3000m障害で高校新記録を更新し、勢いを持って最後の夏に挑む。
6月15〜18日に行われた南関東大会で、1500m、3000mとも2位に入り、全国の出場権を獲得。しかし、1位を目指していたため満足はしていない。「800mの選手にラストスパートをかけられ、コンマ何秒差で負けた。この悔しさをインターハイのバネにしたい」と力を込めた。
高校新記録を樹立
高校から陸上を始めた吉村さんは、競技歴2年にも関わらず頭角を現してきた。
大学生や社会人に交じって戦った6月22〜24日の日本陸上競技選手権大会では、インターハイ種目ではない3000m障害に出場し、10分07秒48で8位入賞。2年ぶりとなる日本高校最高記録を更新した。「入賞はしたいと思っていたが、記録更新は気づいたらついてきた。この大会で自信を持てた」と着実に力がついてきた。
予選から全力
「最後の戦いになる。背中を後輩に見せて、自分の名前を残して卒業したい」。吉村さんの目標は、インターハイで決勝に残り、入賞(8位以内)することだ。昨年は、体力的に秀でた留学生についていくことができなかったが、今年は「勝負しないとダメ。先頭にくらいつきたい」と、予選のレースから強気で攻める。
大会は8月1日(水)から6日(月)にかけて、三重県伊勢市で行われる。
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