五十嵐ゼミの「たまっぷ」プロジェクトメンバー
桜美林大学ビジネスマネージメント学群の五十嵐ゼミナールはこのほど、多摩市おすすめ観光ＭＡＰ「たまっぷＶｏｌ．４」を製作し、現在同ＭＡＰ掲載店舗や、多摩アカデミーヒルズ（落合２の31の１）で配布を行っている。
観光・ホスピタリティ・エンターテイメントビジネスを学ぶ同学群。五十嵐元一教授主宰のゼミでは、５年前から多摩市の観光振興プロジェクトとして「たまっぷ」の製作を行っている。初年度で素案を作り、２年目からは毎年テーマを決めて、学生が提案、お勧めする観光スポット、散策コースを多摩市の特産品やイベントとともにＡ３版のＭＡＰで紹介。
第４弾となる今回は「女性ならではのホスピタリティあふれるカフェ」をテーマに、昨年５月から製作を開始。ＧＷ（ゴールデンウィーク）に開催された「ガーデンシティ多摩センターこどもまつり」で「カフェ利用傾向」に関する市民アンケートを行い、利用金額や雰囲気といった回答の多かった項目に合わせて学生たちが市内で店舗をリサーチ。交渉から取材、写真撮影を行い、市内４駅周辺のカフェ12店舗と、テイクアウトメニューがある店舗などを紹介している。
「ＭＡＰの見やすさなど視覚的な部分で苦労したけど、完成したものを見たときはいいものができたと思った」と、プロジェクトリーダーの岩瀬美波さん（３年）は手ごたえを口にする。五十嵐教授は「学生の手作り感あるＡＰができた。今後もテーマを絞り観光資源化して、他の地域でもできるようにしていきたい」と話している。
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