「多摩地域障害者雇用企業ティーボール大会」が5月14日、大妻女子大学多摩キャンパス(唐木田)で盛大に開催された(同運営委員会主催)。
ティーボールは、投手のいない野球・ソフトボール型のゲーム。いつでも誰でも取り組める競技として注目を集めており、現在、文部科学省の「学習指導要綱」に定められ、全国の小学校や特別支援学級でも体育の授業に採用されている。
同大会は、そのティーボールを通して、障害を持つ人をはじめ、参加者全員のコミュニケーションを深め、社員同士、企業間交流を図ることを目的に、2013年から開催されている。
約750人が一堂に
当日は、同大学で障害者施設への就職、就労支援を志す学生18人が運営に協力する中、多摩地域の障害者を雇用する特例子会社19社約750人が参加。4チームごと6ブロックに分かれて総当たりで試合が行われ、それぞれのチームの応援で盛り上がる中、熱戦が繰り広げられた。大会終了後には、表彰式が行われ、各グループ1位から4位まで応援賞が選ばれた。
「次回以降も」
多摩地域障害者雇用企業連絡会の世話人代表として、運営委員長を務めた渡辺修也氏は「障害を持つ人たちはなかなかスポーツに馴染みがない人が多い。その中でティーボールは安全で取り組みやすく面白みを感じやすい競技。参加者からも『楽しかった』『こういう活躍をした』と喜ぶ声が年々増えている。障害者を雇用する企業とそこで働く人たちの交流も育みながら、次回以降も続けていきたい」と大会を振り返った。
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