多摩ボランティア・市民活動支援センターが主催する「多摩地域企業等情報交換の集い」が3月28日、多摩市総合福祉センターで開催された。
市内の企業や事業所、団体、大学等の社会貢献活動の促進に向けて、定期的に実施されているこの催し。今回は、29の企業や団体等が集まり「社会貢献・ボランティアの活動のニーズとニーズをつなぐ」をテーマに4つのグループに分かれてワークショップを行った。
各テーブルで参加者がそれぞれ活動紹介を行い、「できること」「してほしいこと」に関して熱のこもった意見交換が行われた。「介護施設は人手が足りない。朝や夕方にボランティアさんに来てもらえると助かる」「企業や大学でボランティアを募ることはできる。その評価をどうするかが課題」といった意見があがった。また「これからしていきたいこと」として個々でワークシートを作成、発表が行われた。「異業種、広域連携で地域課題を解決する仕組みを構築していきたい」などの意見が多く挙がった。
企画・運営した多摩ボラセン企業等連携強化専門委員会の田村克彦委員長は「いろいろな立場の人が意見交換を行うことで、活動への考え方、ニーズを聞くことが出来て様々な気づきがあり、一歩を踏み出すきっかけになったと思う。ここで出た意見を受け止め、委員会や社協が施策として打ち出し、実際に活動していければ」と振り返った。
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