全国小・中学校・PTA新聞コンクールの最優秀賞に選ばれた高部屋小学校PTA広報委員長 増田 美奈子さん 日向在住
ペンで描く、伝える
○…高部屋小学校のPTA広報委員長としてこの1年、保護者向け広報紙「あおぞら」を作ってきた。わずか4人で取材から編集、印刷までをこなした手作りの紙面が高く評価され、「第60回全国小・中学校・PTA新聞コンクール」・PTA広報の部であおぞらが全国1718点の応募の中から最優秀賞に選ばれた。「苦楽を共にした仲間と喜びを分かち合いたい」と穏やかな口調で喜びを語る。
○…学校行事や校内のニュースを紹介するPTA広報。年間の発行回数は3、4回が一般的だが、あおぞらはここ9カ月で6回発行。「苦労があっても、保護者の方や地域の方に伝えたいと思ったことは伝えたいから」。敬遠されがちなテーマも取り上げるなど届けるニュースに妥協はない。記事によって字体を変え、4コマ漫画を入れるなど読みやすさにもこだわってきた。「イラストには昔から自信があるんです」と少し誇らしげに笑う。
○…幼い時から絵を描くことが好きで紙と鉛筆を与えておけばおとなしくなる子だった。山王中学校では美術部に入り、当時人気のキャプテン翼や聖闘士星矢を夢中で読み、友人とはアニメ談議に花を咲かせた。「当時の私は今でいう”アニメオタク”でしたね」。高校では漫画研究部で歴史を扱った漫画や小説にのめり込み、十二単(じゅうにひとえ)について資料を集めては衣装の絵をよく描いた。「今でいう”歴女”でしたよ」と当時を笑顔で懐かしむ。
○…双子の娘はこの春、高部屋小を卒業する。同時に広報委員としての自身の活動も今月発行する号をもって終える。「あっという間の1年。気づいたら広報作りが趣味になっていました」。久々に増える自由な時間は「漫画や絵を好きなだけ描きたい。絵本に使えるような癒される絵に挑戦したいですね」。学生時代の表情に少し戻った。
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